リフォーム会社でInstagram運用を検討するうえで、
「Instagramを使用するメリットとは?」
「どうすればうまく活用できる?」
「どんなアカウントをつくれば良いかわからない…」
このように悩まれているご担当者様も多いのではないでしょうか。
“ビジュアルメインで魅力を訴求できる”Instagramは、リフォーム会社の集客に非常に適しています!
そこでこの記事では、リフォーム会社のインスタ成功事例9選をまとめました。
リフォーム業にInstagramをおすすめする理由や活用方法もわかりやすく説明しています。ぜひ最後までご覧ください。
Instagram集客とは?リフォーム業におすすめな理由3つ
リフォーム会社にInstagramがおすすめな理由として、このような特徴があります。
- 写真・動画をメインに交流を深められる
- 若年層に人気
- ハッシュタグ活用が盛ん
Meta社(旧Facebook社)公式サイトによると、Instagramのユーザー数は3,300万人、国内利用者数は男性43%、女性57%です(※2019年3月時点)。幅広く普及しており、さまざまな年齢層から利用されていることがわかります。
日本の4人に1人がInstagramを利用しており、ユーザー数は「2015年:810万人→2019年:3,300万人」と、5年で8倍に!現在急成長しているSNSといっても過言でなく、集客に利用する企業も増えてきました。
例えば、リフォーム会社の集客においては、次のような使い方ができるでしょう。
「施工事例やお客さまの声などを掲載、自社の魅力が伝わるコンテンツを配信する」
「“映える”写真・動画を数多く投稿し、若年層のファン育成を目指す」
「ハッシュタグを適宜追加し、ターゲットに向けて効率良く情報をリーチする」
また、リフォーム会社のインスタは「カタログ型」「お役立ち情報型」「ユーザーコミュニケーション型」、大きく分けてこの3種類になります。
- カタログ型・・・施工事例をメインに掲載、自社のブランドを表現する
- お役立ち情報型・・・ユーザーに有益な情報を提供し、ファン・フォロワーの獲得を目指す
- ユーザーコミュニケーション型・・・ストーリーやインスタライブなどを活用、よりお客さまとのつながりを深める
具体的なアカウント事例は次の項目でそれぞれ解説しています。
SNSはほかにもありますが「リフォーム会社にはなぜInstagramがおすすめなのか?」、その理由と特徴をピックアップしました。
- 投稿が簡単
- 商材を視覚的にPRできる
- コミュニケーションが取りやすい
投稿が簡単
1つ目の理由として、投稿が簡単だという点が挙げられます。
なぜなら、HTMLを理解する必要があるホームページや長い文章を書かなければならないブログとは違い、写真とハッシュタグをつけて配信するだけで良いのです。
リフォーム会社の場合は「施工前」「施工後」の写真が最大のアピールになります。さらにハッシュタグを追加して投稿すれば、効率的に情報を拡散できるでしょう。
こういった特性を活かし、ホームページにもInstagramの写真を埋め込むことでカタログや事例紹介の役目も果たしてくれるのです。
ホームページとSNSの連携についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
商材を視覚的にPRできる
2つ目の理由として、商材を視覚的にPRできるという点が挙げられます。
リフォーム業界で扱う商材は単価が高く、依頼するにあたって「実際にどういった仕上がりになるのか?」と悩む人がほとんど。そのため、“ビジュアルで訴求する”集客を実践し、お客さまの不安解消に努めることが重要なのです。
そこで、おすすめしたい媒体がInstagram。写真・動画をメインにコミュニケーションを図れるため、リフォーム業界の販促ツールとして非常に適しています。「自社のこだわりが伝わる」「得意分野やコンセプトを感じられる」投稿をし、ブランディング効果を高めていきましょう。
コミュニケーションが取りやすい
3つ目の理由として、お客さまとのコミュニケーションが取りやすい点が挙げられます。
Instagramは“ユーザーとの親密さ・結びつき・絆・共感”を意味するエンゲージメントが最も高いSNSです。
リフォーム会社の社長必読! リフォーム業のインスタグラム活用方法!(NETZERO)
この数値が高いほどユーザーとのコミュニケーションが取りやすい傾向があります。したがって、Instagramをマーケティング活動に取り入れれば「出会いのきっかけをつくれる」「企業・顧客の関係性を構築できる」といえます。
また、Instagramではコメント欄やメッセージなど、ダイレクトにやり取りすることが可能。こういった特性を活かし、リフォーム会社の存在を身近に感じてもらえれば受注につながりやすくなります。
リフォーム会社がInstagramをうまく活用するコツ3つ
続けて、リフォーム会社がInstagramをうまく活用するコツ3つを解説します。
- プロフィールを作りこむ
- 投稿時にハッシュタグを追加
- 定期的に効果確認する
リフォーム業界の課題や解決方法を説明した記事もあります。
1.プロフィールを作りこむ
まずは、自社のプロフィールをつくりこみましょう。
なぜなら、“Instagramアカウント=企業の宣伝”といっても過言ではないためです。
プロフィールは、アカウントを開いた際に真っ先にユーザーの目に留まる部分。そのため、“第一印象でインパクトを残せる”ように意識すれば、その先の投稿に関心を持ってくれる人が増えていきます。
例えば「会社情報」「予約方法」など、お客さまが“自社のアカウントをフォローすることで得られるメリット”を伝えるのもおすすめです。
プロフィールを見た時点で「この会社の情報が知りたい」「どのようなリフォームをしているんだろう」と思ってもらえるユーザーを、一人でも多く獲得していきましょう。
2.投稿時にハッシュタグを追加
投稿時にハッシュタグを追加して、一人でも多くのユーザーに自社の情報を知ってもらえるように工夫しましょう。
ハッシュタグは「特定のキーワードをカテゴライズする」「検索したいキーワードで簡単に投稿確認もOK」という特性があります。そのため、“同じジャンル・目的のものに関心がある”ユーザーに情報を届けやすくなるのです。
#スタイリッシュな空間(竹村工務店:Instagram公式アカウント)
#ずっと暮らしたい新潟へ(ダイケンリフォーム:Instagram公式アカウント)
#ナチュラルハウス(ナチュールホーム:Instagram公式アカウント)
ハッシュタグの使い方次第で、自社の集客率が大きく左右されます!Instagram運用の際には、ぜひ活用すると良いでしょう。
3.定期的に効果確認する
リフォーム会社がInstagramアカウントを運用するうえで、定期的に効果測定をすることは非常に重要です。なぜなら、通常の投稿作業と並行し、数値の変化を測定すれば「現状における課題」「今後の改善策」が明確に把握できるため。
おすすめなのはKPIを用いた効果検証です。目的となる具体的な数値を設定し、「フォロワー数を〇倍まで増やす」「自社に関する#増加率を〇ヵ月間で〇%以上まで上げる」など必要となる指標を立てていきましょう。
「KPI設定を行ったことがない」「効果測定のスキルを持ち合わせていない…」とノウハウに自信がない場合は、Instagram用の解析ツールを活用する、プロに運用代行を依頼するといった方法もおすすめです。
【カタログ型が魅力】リフォーム会社|Instagramアカウント成功事例3選
ここからは、リフォーム会社のInstagramアカウント成功事例を紹介していきます。
まずは「カタログ型が魅力的」なもの3選を解説します。
- 竹村工務店
- シンケンスタイル
- カリフォルニア工務店
竹村工務店
奈良県にある竹村工務店の公式アカウントは、リフォームなどの施工事例をメインに紹介しています。強みとする“平屋”の魅力が伝わる写真、実際に“どういった工事を進めているか”がわかる写真などを掲載。写真1枚でも十分にきれいですが、さらにサムネイルに文字を追加している点も特徴的です。アイキャッチ効果を高め、ユーザーの興味をより惹くことに成功。また「VRで見るROOM TOUR」という挑戦的なコンテンツを投稿し、ユニークさも訴求できています。
シンケンスタイル
シンケンスタイルは、福岡県・鹿児島県を拠点に注文住宅やリノベーションを手がけています。公式アカウントでは“木・緑・空”を基調とした、やわらかく温かい印象が伝わる施工事例を多数掲載。「ふだんの暮らしを豊かにする」という企業の考えとマッチする写真で統一し、ブランディング効果UPを図っています。
カリフォルニア工務店
東京都にあるカリフォルニア工務店は、注文住宅・リノベーション・店舗デザインと幅広く業務に対応しています。企業の名前通り、“カリフォルニアスタイルの住宅”を展開。その特性・良さを全面に訴求した写真が数多く投稿されています。「#サーファーズハウス」「#ライフスタイル不動産」など各投稿に関連するハッシュタグも適宜追加。必要な人に情報がリーチしやすいよう、さまざまな工夫を取り入れています。
【役立つ情報をお届け】リフォーム会社|Instagramアカウント成功事例3選
「役立つ情報を提供している」リフォーム会社のアカウント成功事例3選を紹介します。
- ダイケンリフォーム
- madree
- 無印良品の家
ダイケンリフォーム
新潟県で創業54年を迎えた、ダイケンリフォームの公式アカウントです。当アカウントでは「リフォーム施工事例」「工事に使う道具・材料の紹介」など、専門的な知識を数多く紹介。加えて、写真だけではなく動画も定期的にアップしたり、文字入れをして目立つようにしたりと、全体的にメリハリをつけています。“ユーザーを飽きさせない”ように配慮し、運用されている点がメリットでしょう。
madree
工務店とユーザーのマッチングサービス「madree」は、スタジオアンドビルド株式会社が運営しています。
建築家が作成した間取りを毎日投稿しており、1日で1,000件以上のいいね!を獲得した実績も。また、投稿された画像に生活導線・用途・ライフスタイルなどの情報を掲載することで「この間取りによって、こういう生活を送れる」という具体的なイメージが掴みやすくなっています。施工主の要望をうまく汲み取り、それを形にする工務店の創意工夫が感じ取れるアカウントです。
無印良品の家
無印良品が手がけるリフォーム事業「無印良品の家」の公式アカウントです。約50万人のフォロワーが登録しており、住宅業界のInstagramアカウントのなかでも人気があります。モデルルーム・施工事例をメインに紹介していますが、あまり文字入れをせずに“シンプルかつスタイリッシュ”な印象で統一。ブランドイメージを視覚的に訴求し、ユーザーの記憶に残りやすいように作りこまれています。また、ストーリー欄には「読み物」を設置。「住まいの実例」「ルームツアー」など、動画を用いて住宅に関連する役立つコンテンツを数多く配信している点も魅力です。
【ユーザーとのつながりを深める】リフォーム会社|Instagramアカウント成功事例3選
最後に「ユーザーとのつながりを深める」リフォーム会社のInstagramアカウント成功事例3選を紹介します。
- ハウスクラフト
- 積水ハウス
- ナチュールホーム
ハウスクラフト
ハウスクラフトは、三重県で注文住宅の販売やリフォーム事業を行っています。「お客さまの声」「イベント告知」「アンケート」といった情報を、ストーリー機能に追加。通常であればホームページへ誘導するコンテンツを、すべてInstagram内で完結させています。さらにIGTV機能を使用し、モデルハウスの案内動画などを配信。「効率的に情報発信すること」「ユーザーとの接点を増やすこと」に成功した事例です。
積水ハウス
大手住宅メーカーである積水ハウスのアカウントは、ハッシュタグを積極的に活用しています。「#積水ハウス」「#積水ハウスファミリー」といった専用ハッシュタグを追加した投稿も多く、積極的にユーザーと交流を図れるように。そのほか、“積水ハウスの社員が建てた家”などのコンテンツもあり、全体的に親しみやすい印象を与えられている点も魅力的です。
ナチュールホーム
岐阜県にあるナチュールホームの公式アカウントは、“顧客さまを大切にする姿勢”をうまく訴求できています。投稿キャプション部分はリフォームに関する情報をきめ細かく掲載し、権威性をアピール。その一方で「フランクな口調」「絵文字をうまく活用」するスタイルで情報発信し、読んでいて“楽しさ”が伝わるよう工夫されています。また「家づくりの質問会」「OBへのインタビュー」も実施し、Instagram上でつながりを広げることに成功しています。
まとめ
この記事では、リフォーム会社のインスタ成功事例9選をまとめました。
“ビジュアルで訴求できる”リフォーム業の集客にはInstagramが非常に適しています! 紹介した事例を参考に、自社の魅力が存分に伝わるアカウントを運用してくださいね。