【2024年最新】MAツール14点を徹底比較!基礎知識や選び方のポイントも解説

MAツール14点を徹底比較!基礎知識や選び方のポイントも解説
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マーケティング活動には欠かせないMAツール。

MAツールを導入すれば、業務の効率化や的確なアプローチが可能になるため、導入を検討している企業は多いでしょう。

しかしその一方で、多くのMAツールがありどれを選んだら良いかわからず、なかなか導入に踏み切れないというケースは珍しくありません。

そこで、この記事ではMAツールを比較すべく、ピックアップしたツールの特徴を解説します。

また、記事の後半では、MAツール導入のメリットや選び方のポイントもまとめましたので、自社に適したMAツールを見つけられるでしょう。

目次

MAツールについておさらい

MAツールについておさらい

まずはMAツールについて、軽くおさらいしましょう。

MAツールとは新規顧客獲得の際に行うマーケティング施策を自動化するソフトウェアのこと。

エクセルでユーザーの管理をしたり、メール送信やテレアポで営業をしたりと手作業で行っていたマーケティング施策を自動で行えるようになるため、効率よく営業活動の支援が可能です。

インターネットの普及により消費者が製品情報をWeb上で収集することが一般的になったことから、MAツールが普及しました。

今後もMAツールの需要は高まり、市場が拡大することが予想されています。

MAツールでできること

具体的にはMAツールでどのようなことが可能なのでしょうか。

MAツールによって搭載されている機能はさまざまですが、ここでは標準的な機能をご紹介します。

・リード管理

見込み客の情報や熱量、ステータスなどをデータ化し管理する

・コンテンツ配信

ターゲットの属性や行動を分析し、興味をひきそうなコンテンツを配信する

・Webページ作成

集客を目的としたシンプルな構成のWebページを作成する

・トラッキング・アクセス解析

ターゲットのWebページへのアクセスなどWeb上の行動を記録・解析する

・スコアリング

顧客の行動などをもとに熱量などを数値化する

購入意欲の高さを図るために必要な機能

・セグメンテーション

トラッキング・アクセス解析したデータをもとに、顧客を分類する

・セミナー管理

告知ページ・申込みフォームの作成をするなどして、集客につなげる

・システム連携

顧客管理システムや業務の効率化システムなど他のツールと連携する

一般的には、上記の機能がすべて搭載されていますが、MAツールによっては、

「他のMAツールと比較すると、スコアリングが正確」

「コンテンツ配信機能が充実している」

「システム連携可能なツールが多い」

…などのように、特定の機能が他よりも優れているケースが見られます。

よって、MAツールを比較するときには、各ツールの特徴を把握すると良いでしょう。

【中小企業向け】はじめての導入におすすめなMAツールを比較

はじめてMAツールを導入するときは、シンプルな設計のものを選ぶと失敗を防げます

なぜなら、多機能だと使わない機能があるばかりか、操作が複雑で使いこなせないこともあるためです。

次から紹介するMAツールは比較的リーズナブルなうえ、無料プランが用意されているものもあるので、導入しやすいでしょう。

中小企業向けMAツール比較表

スクロールできます
MAツール名費用ビジネスモデル主な機能サポート体制主な連携可能システム公式サイト
BowNow初期費用:無料
月額費用:15,000円〜
※フリープランあり
BtoB/BtoC・リード管理
・ログ追跡
・メール送信
・Web入力フォーム作成
・顧客セグメンテーションリスト作成
・電話
・メール
・問い合わせフォーム
kintonehttps://bow-now.jp/

ListFinder初期費用:100,000円
月額費用:45,000円〜
※フリープランあり
BtoB・リード管理
・Webページ(セミナーページ)作成
・アクセス解析
・電話
・メール
・Web会議ツール
・kintone
・Salesforc
・zoho
・Slack
・Notion
・trello
https://promote.list-finder.jp/
Kairos3 Marketing初期費用:100,000円(税別)
月額費用:データ利用量16,000円(税別)〜
※従量課金形式

BtoB・リード管理
・Webページ作成
・アクセス解析
・スコアリング
・メール配信
・システム連携
・セミナー管理
・ヘルプページ
・問い合わせフォーム
・電話
・Kairos Marketing
・Kairos Timing
・Zoom
・Salesforce
・Sansan
https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation?k3ad=k3topFVlinkMA
ferret One初期費用:100,000円
月額費用:100,000円〜
BtoB・サイト編集
・LP作成/複製
・フォーム
・CTA設置
・資料ダウンロード機能
・セミナー集客機能
・行動検知機能
・アクセス解析
※要問い合わせ・Salesforce
・kintone
・Account Engagement
・Hubspot
・sansan
https://ferret-one.com/
MOTENASU初期費用:0円
月額費用:基本料金29,800円〜(リード数10,000件まで)
※登録リード件数によって料金が異なる
BtoB/BtoC・API連携
・CRM機能
・スコアリング機能
・登録フォーム
・自動DM送信
・メール(無料)
・電話(有料)
・チャット(有料)
※電話・チャットによるサポートは月額50,000円
※その他、有償サポートメニューあり
※要問い合わせ(基幹システムと連携可能)https://motenasu.info/
Synergy!LEAD初期費用:0円 
月額費用:メール配信10,000円〜/フォーム作成30,000円〜/Webトラッキング10,000円
BtoB/BtoC・メール配信
・Webフォーム作成
・Webトラッキング
※要問い合わせSalesforcehttps://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergylead/

次からは、MAツールを企業の規模ごとに紹介します。

MAツールは、機能はもちろん費用や特徴がさまざまですので、自社の規模や予算、行いたい施策に適したものを選ぶことが重要です。

各ツールの特徴をまとめましたので、MAツール選びの参考にしてくださいね。

1.BowNow|導入後すぐに運用開始が可能

BowNow
引用元:公式サイト

BowNow(バウナウ)は、はじめてMAツールを導入する企業でも使いこなせるよう、使いやすさとシンプルな機能を重視して開発されました。

無料で利用でき、機能を追加したいときに課金する料金システムなので、最低限のコストで利用できる点も魅力です。

また、BowNowを導入してすぐに運用できるよう、次のような工夫がなされています。

ABMテンプレート

BowNowには、過去にBowNowを導入した企業約2,000社のデータをもとに、効果的なシナリオをテンプレート化した「ABMテンプレート」が搭載されています。

ABMとはテンプレートとは、顧客のスコアリングやシナリオ設計を自社で行わずとも、自動的に顧客を分類してくれる機能

ABMテンプレートを利用すれば、アプローチすべき顧客をすぐに把握できます。

たとえば、「ある顧客が特定のページを1か月以内に3回以上自社サイトを閲覧した」場合、自動的にステータスが上がり、営業担当者へ通知メールが送信されます。

そのため、顧客の自社製品・サービスに対する興味の変化や最適なアプローチすべき時期を把握できます。

サポート体制

MAツールを導入するのがはじめて

マーケティングの専門知識を持つ人材がいない

このような企業であってもMAツールを使いこなせるよう、サポート体制が充実している点もBowNowの強みです。

BowNowを導入すると、動画でMAツールの使い方やマーケティングの知識を学べます。

また、MA運用の基礎知識や実践的な活用方法を学べるオンライン勉強会に参加可能。

MAツールを使えるようになるだけでなく、マーケティングに関する知識が身につき、より成果を出せる施策を行えるでしょう。

有料プランを申し込めば、専任の担当者が付き導入サポートが受けられるほか、操作方法がわからないときには電話やメールで問い合わせが可能になります。

導入事例:株式会社トレンド 導入3か月で売上が前年より160%アップ

デザイン制作や3Dデータ制作などを手掛ける株式会社トレンド。

新たに3Dプリンター事業を立ち上げた際、サービス認知拡大の手段としてGoogle広告を活用してましたが、思うような効果は得られなかったため、専門知識がなくても使えそうなBowNow導入を決意。

導入前は顧客情報をエクセルでまとめており、名刺は営業が個人で管理、フォローも営業が手動で行っていました。

BowNow導入後は、顧客情報を一括管理しフォロー業務を仕組み化、顧客の属性に適したアプローチをすることで、問い合わせが増加。

また、問い合わせや納品、失注など、顧客の状況に合わせてフォローメールを送信できるようにしたところ、リピーターになるまでの期間が短縮できたうえ、導入して3か月で売上が前年比160%にまで成長しました。

【導入事例詳細】

https://bow-now.jp/media/cases/thanks-trend

【BowNow製品詳細】 

費用初期費用:無料
月額費用:15,000円〜
※フリープランあり
ビジネスモデルBtoB/BtoC
主な機能・リード管理
・ログ追跡
・メール送信
・Web入力フォーム作成
・顧客セグメンテーションリスト作成
サポート体制・電話
・メール
・問い合わせフォーム
主な連携可能システムkintone
公式サイトhttps://bow-now.jp/

2.ListFinder|マーケティング活動がはじめてでも使いやすい

ListFinder
引用元:公式サイト

「MAツールは機能が多すぎて使いこなせない」とお悩みなら、List Finder(リストファインダー)がおすすめです。

マーケティング活動に必要な機能だけを搭載しているうえ、感覚的に操作できるようなデザインのためMAツールの専門知識がなくても使いやすいでしょう。

また、次のようにBowNowのようにサポート体制が手厚い点もおすすめポイントです。

専任コンサルタントによる伴走支援(半年間)

List Finderを契約すると、運用し成果を得られるよう、専任のコンサルタントが半年間にわたってサポートしてくれます。

導入後にキックオフミーティングを開催し、List Finderによって成果を得られるよう、ゴールや活用スケジュールを決定。

その後も定例ミーティングで進捗状況を確認してもらえるので、確実にList Finderを使いこなし結果を出せるでしょう。

Web会議の画面共有で操作説明

操作方法がわからないときList Finderなら、電話・メールだけでなく、専任のスタッフがWeb会議システムで画面を見ながら操作方法を説明してくれます。

不明点などを言語化するのが難しいと感じる人でも、画面上で説明してもらえれば理解しやすいでしょう。

マーケティング施策もサポート

Web制作や広告運用など、MAツール運用以外のマーケティング施策を行いたい場合、List Finderに相談すれば、相談を受けてくれるパートナー企業を紹介してもらえます。

自社でマーケティング施策のコンサルティング企業を探し選定するだけでも、多くの工数が発生することがほとんどです。

手間なく相談先を見つけられるのは、マーケティングを本格化する企業にとって助かるのではないでしょうか。

さらに、List FinderはSalesforceやkintone、Google関連サービス、Slack、trelloなど1,500もの外部ツールと連携できる点も魅力です。

Webサービスやアプリを連携するiPaaSの一つ・MakeでList Finderと外部ツールを繋げば、それぞれのシステム上で情報が更新されれば自動的に同期してくれます。

外部システムと連携して、自社の状況に合わせてカスタマイズできるので、より効率良いマーケティング活動が可能となるでしょう。

導入事例:デジタル総合印刷株式会社 手動で行っていたフォローアップを自動化

マーケティング活動を始めたばかりのため、ListFinderの活用方法については手探り状態だというものの、確かな手応えを感じているとコメントしているのが、印刷業を営むデジタル総合印刷株式会社です。

導入前は、見込み顧客へのアプローチは営業担当にまかせており、どの顧客にどのようなアプローチをしたかが見えず、フォローアップ体制の整備と進捗管理の効率化が課題でした。

List Finderに顧客情報を登録すると、その顧客が自社サイトを閲覧していることがわかることから、導入を決意。

試しに約300件を見込み顧客の情報を登録してメール配信を行ったところ、たった1回のメール配信で33件の顧客が自社サイトへのアクセスを得られました。

手作業で行っていた業務を自動化し効率の良いマーケティング活動を実現させた事例です。

【導入事例詳細】

List Finder(リストファインダー)
デジタル総合印刷株式会社様の導入事例 | マーケティングオートメーション List Finder(リストファインダー... 認知拡大のためのイベント出展。課題であったその後のフォローをListFinderで効率化。初めてのマーケティング活動に挑む事例をご紹介。導入実績1,800アカウント以上、マー...

【ListFinder製品詳細】 

費用初期費用:100,000円
月額費用:45,000円〜
※フリープランあり
ビジネスモデルBtoB
主な機能・リード管理
・Webページ(セミナーページ)作成
・アクセス解析
サポート体制・電話
・メール
・Web会議ツール
主な連携可能システム・kintone
・Salesforc
・zoho
・Slack
・Notion
・trello
公式サイトhttps://promote.list-finder.jp/

3.Kairos3 Marketing|状況に応じて機能を拡張できる

Kairos3 Marketing
引用元:公式サイト

機能がシンプルなうえ、使いやすさに定評があるのがKairos3 Marketing(カイロススリーマーケティング)です。

また、機能の拡張や他のツールと連携することでCRMツールとして利用できるので、幅広い状況に対応できるでしょう。

操作しやすい画面構成

操作画面にはイラストが多く使用されており、直感的に操作できます。

他のMA機能ツールでは複雑な手順を踏まなければならないような設定も、画面の指示通りに行うだけで可能です。

実際にKairos3を導入をした企業からも、

MAツールを触ったことがなくても、設定が容易だった

という声が多く上がっています。

必要な基本機能のみ搭載

機能も次のように、顧客管理から顧客育成、営業効率化の3つの課題解決に必要なもののみが搭載されています。

  1. 顧客管理:リード機能、フォーム作成、シングルページ(Webページの作成・公開)
  2. 顧客育成:セミナー管理、メール配信、イベント管理
  3. 営業効率化:マーケティング分析、スコアリング、ホットリード

上記のように、目的ごとに必要な機能が備わっているため、どの場面でどの機能を使えば良いか把握しやすいのもKairos3 Marketingの特長です。

拡張可能な機能

最低限の機能に絞ったシンプルなMAツールは、導入当初は使いやすいものの、マーケティング活動が軌道に乗ってくると物足りなさを感じるかもしれません。

そのような場合は、リード管理やメール配信、Webページ作成、スコアリングなどの8つの基本機能にシナリオやファイルストレージなどのオプション機能を追加可能

さらに、SFAツール「Kairos Sales」と日程調整ツール「Kairos Timing」と連携すれば、マーケティングと営業活動を仕組み化し、より成果が得られるような顧客へのアプローチが可能です。

導入事例:新規事業立ち上げから2年半で黒字化した株式会社クロスエイジ

農家が生産だけでなく販売もおこなう経営体制の構築支援を行う株式会社クロスエイジは、Kairos3 Marketingを導入することで、新事業立ち上げからわずか2年半で事業利益を生み出しました。

Kairos3 Marketingの運用は、マーケティング経験のない若手社員が担当。

マーケティング用語を覚える必要があったものの、操作のしやすさからすぐに運用できるようになったうえ、見込み客とコミュニケーションを取り続ける「ナーチャリング」の感覚が身についたといいます。

さらに、Kairos3 Marketingでメールの開封率や回帰率などが数値として把握できるようになったことから目標を達成できるような施策を打ち出し、結果的に事業立ち上げから2年半弱で収益が見込めるようになりました。

単に黒字化しただけでなく、若手社員の成長という成果も得られた事例です。

【導入事例詳細】

https://www.kairosmarketing.net/kairos3/showcase/crossage

【Kairos3 Marketing製品詳細】 

費用初期費用:100,000円(税別)
月額費用:データ利用量16,000円(税別)〜
※従量課金形式
ビジネスモデルBtoB
主な機能・リード管理
・Webページ作成
・アクセス解析
・スコアリング
・メール配信
・システム連携
・セミナー管理
サポート体制・ヘルプページ
・問い合わせフォーム
・電話
主な連携可能システム・Kairos Marketing
・Kairos Timing
・Zoom
・Salesforce
・Sansan
公式サイトhttps://www.kairosmarketing.net/marketing-automation?k3ad=k3topFVlinkMA

4.ferret One|Webサイト制作機能に定評あり

ferret One
引用元:公式サイト

マーケティング施策でWebサイト運用を重点的に行いたいなら、ferret One(フェレットワン)が便利です。

MAツールにWebサイトの画像やデザイン、レイアウト情報などを一元管理・保存をするCMSツールを組み合わせたシステムで、Webサイト運用者視点で開発されました。

次からは他のMAツールには見られないferret Oneならではの特徴を紹介します。

Webサイト更新が簡単

ノーコードCMS機能が備わっているので、パワーポイントを操作する感覚でWebサイトの更新が可能です。

Webサイトの更新をWeb制作会社に依頼するという企業は多いものですが、マーケティング担当者自身で更新作業ができるので、実施したい施策をすぐに実行できます。

さらに外注しなくて済むので、コストカットもできるでしょう。

また、次から紹介するAI機能を活用すれば、よりスピーディーに行えます。

AI機能「ferret One AI」

ferret Oneで特筆すべきは、AIが搭載されている点です。

次のような業務をAIが行ってくれるため、工数カットができ、時間を他の業務に充てられます。

・コンテンツ支援機能

AIに相談すると、ブログ記事のテーマやテーマに基づいた下書きを提案してくれるだけでなく、文章の添削も可能です。

実際のテキスト執筆や細かな校正などは人力で行う必要がありますが、業務の不可を軽減できるでしょう。

・メール作成支援機能

「伝えたいことが伝わるメール」「人の心にささるメール」の作成は難しいと感じる人は少なくありません。

メール作成もAIに依頼すれば、効果的な文章が簡単に作成可能です。

メール文面の作成だけでなく、タイトルの提案や文面の添削も可能。

添削は、丁寧な文面やカジュアルな文面への調整もでき、より顧客にマッチしたメールを配信できます。

導入事例:問い合わせ数月間200件を達成した株式会社キトー 

株式会社キトーは、重量のある荷物を持ち上げ運搬する「ホイスト」と呼ばれる機器の設計・製造、工事、販売などを手掛けています。

既存顧客からの売上が安定しているものの、新規顧客の獲得に難航。

現状のままの営業体制ではこれ以上の売上アップは期待できないと考え、今まで力を入れてこなかったデジタルマーケティング施策に踏み切りました。

ferret One導入の決め手となったのは、CMS機能が備わっており自分たちでサイトを更新できる点。

こまめな情報更新や資料の提供を行ったところ、ホームページ訪問者が13〜15%アップ、問い合わせ数は月間200件、資料ダウンロード数は500件という結果に。

ferret Oneを導入したことで、潜在顧客を発掘できたうえ、新規顧客獲得の可能性が数値として把握できました。

【導入事例詳細】

https://ferret-one.com/cases/kito

ferret One製品詳細】 

費用初期費用:100,000円
月額費用:100,000円〜
ビジネスモデルBtoB
主な機能・サイト編集
・LP作成/複製
・フォーム
・CTA設置
・資料ダウンロード機能
・セミナー集客機能
・行動検知機能
・アクセス解析
サポート体制※要問い合わせ
主な連携可能システム・Salesforce
・kintone
・Account Engagement
・Hubspot
・sansan
公式サイトhttps://ferret-one.com/

5.MOTENASU|顧客一人ひとりに最適なアプローチ可能

MOTENASU
引用元:公式サイト

歓迎する気持ちを米て相手を丁寧に扱うことを意味する「もてなす」が由来の「MOTENASU(モテナス)」。

その名のとおり、顧客に対して細やかなアプローチができるMAツールです。

特に次から紹介するDM送信機能は、MOTENASUにしか見られません。

配布物発注システム

特筆すべきは特許を取得した新技術・「配布物発注システム」。

DMは同じ属性の顧客には、同じ内容のDMを一斉送信することが主流です。

しかし、MOTENASUの配布物受注システムなら、データベースに登録された顧客一人ひとりに事前に設定したタイミングではがきや封書などのDMが送れます。

はがきや封書といった、顧客の手元の形として残る方法でDMを送ることで、顧客に強い印象を与えられるでしょう。

もちろん、LINEやメール送信も可能です。

DMへのユニークQRコード付与

顧客へ送るDMには、一つひとつ異なる情報を格納したユニークQRコードが付けられます。

たとえば、栄養補助食品の新製品をWeb上で紹介したところ、その新製品のサンプルを取り寄せた30代女性と50代男性がいたとします。

MOTENASUなら、次のように上記2名に異なるQRコードをDMに付与して送ることが可能。

  • 30代女性には、美容効果を謳った文言とそれに適した画像が表示されるQRコード
  • 50代男性には、健康維持に効果があることがわかる文言と画像が表示されるQRコード

顧客ごとに適したコンテンツへ誘導できるため、コンバージョン率や購買率アップが期待できるでしょう。

このように、顧客一人ひとりに最適なアプローチができるのが、MOTENASの強みです。

【MOTENASU製品詳細】 

費用初期費用:0円
月額費用:基本料金29,800円〜(リード数10,000件まで)
※登録リード件数によって料金が異なる
ビジネスモデルBtoB/BtoC
主な機能・API連携
・CRM機能
・スコアリング機能
・登録フォーム
・自動DM送信
サポート体制・メール(無料)
・電話(有料)
・チャット(有料)
※電話・チャットによるサポートは月額50,000円
※その他、有償サポートメニューあり
主な連携可能システム※要問い合わせ(基幹システムと連携可能)
公式サイトhttps://motenasu.info/

6.Synergy!LEAD|Salesforceを利用している企業におすすめ

Synergy!LEAD
引用元:公式サイト

顧客管理のプラットフォーム・Salesforceを利用しているものの、蓄積した顧客データを活用できていないと感じているなら、Synergy!LEADを導入してみてはいかがでしょうか。

Synergy!LEAD(シナジーリード)は、Salesforceを用いたマーケティング業務を効率よく行うために開発されたMAツールです。

Synergy!LEADの便利な機能を見てみましょう。

効率よく顧客フォローメールを配信できる

Synergy!LEADを利用すれば、Salesforce上の顧客の行動履歴や属性などのデータに基づいてフォローメールを送信可能です。

あらかじめ配信する日付を指定しておけば、そのタイミングでメールを送ってくれるので、うっかり配信し忘れたということが防げるでしょう。

また、Salesforceでメールを配信できるのは、1日5,000通までですが、Synergy!LEADは上限がないばかりか、1時間で100万通ものメール配信が可能です。

配信したメールが開封されたかなどの顧客の反応も確認できるので、フォローメールの成果が把握できます。

容易にWebフォーム作成ができる

Salesforceに登録できる問い合わせや資料請求フォーム作成を簡単に作成できることもSynergy!LEADの特長です。

フォームを作るにはHTMLやCSSなどの知識が必要ですが、Synergy!LEADなら専門知識がなくてもWebフォームを作れます。

Webトラッキング機能で特定の顧客にアプローチできる

Synergy!LEADには、Web上の顧客の行動を追跡・記録するWebトラッキング機能が備わっており、そのデータをSalesforceに登録されている顧客情報と紐づけられます。

どのユーザがWebサイトのどのページを何回閲覧しているかを把握できるため、自社製品への興味が高い顧客を特定して効果的なアプローチができるでしょう。

これらの機能はパッケージされているのではなく、機能ごとに月額費用が定められています。

【機能ごとの月額費用】

  • メール配信:10,000円〜
  • フォーム作成:30,000円〜
  • Webトラッキング:10,000円

そのため、使用したい機能だけを選べ無駄なコストが発生せずに済みます。

導入事例:13,000人の会員と一般社団法人全国古家再生推進協議会

空き家や古い物件を再生し価値を高めて収益化をするサポートを行っている全国古家再生推進協議会。

会員数の増加に伴い、より効率よくメールによるマーケティング施策を行うべく、Synergy!LEADを導入しました。

Synargy!LEADを導入したことで、セミナー案内のリマインド予約配信が容易になりメール配信業務の効率化に成功。

さらに、Synergy!LEADに搭載されているセグメント分け機能を用いて、メール配信先をより詳細にセグメント分けをして、狙った会員にだけメールを配信できるようになり、細やかなコミュニケーションが可能となりました。

【導入事例詳細】

シナジーマーケティング株式会社 ...
全国古家再生推進協議会 | CRM事例 | シナジーマーケティング株式会社 シナジーマーケティングのCRM支援事例です。Synergy!LEADでより最適なメール配信を実現!会員数13,000人との柔軟なコミュニケーションを実現

【Synergy!LEAD製品詳細】 

費用初期費用:0円 
月額費用:メール配信10,000円〜/フォーム作成30,000円〜/Webトラッキング10,000円
ビジネスモデルBtoB/BtoC
主な機能・メール配信
・Webフォーム作成
・Webトラッキング
サポート体制※要問い合わせ
主な連携可能システムSalesforce
公式サイトhttps://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergylead/

【中規模企業向け】マーケティング活動を本格化するなら導入したいMAツール比較

先に紹介したMAツールでは物足りなくなったら、より機能が多いものを導入してみてはいかがでしょうか。

本格的なマーケティング施策が可能となります。

機能は増えるものの、操作しやすいと評判のツールをピックアップしました。

中規模企業向けMAツール比較表

スクロールできます
MAツール名費用ビジネスモデル主な機能サポート体制主な連携可能システム公式サイト
SATORI初期費用:300,000円(税別)
月額費用:148,000円(税別、年間契約の場合)
※従量課金が発生する場合あり
BtoB/BtoC・メール配信
・ポップアップ表示
・パーソナライズ
・ウェブページ制作
・スコアリング
・目標設定
・管理
・オンラインサポート
・マニュアル
・セミナー
・Sansan
・kinton
・Sales Cloud
https://satori.marketing/
SHANON MARKETING PLATFORM初期費用:要問い合わせ
月額費用:120,000円〜
BtoB/BtoC・リード管理
・シナリオ作成
・スコアリング
・メール配信
・Webトラッキング
・Webパーソナライズ
・SFA機能
※要問い合わせ・Salesforce
・kintone
・Google Analytics
・Google Ads
・MortionFoard
https://www.shanon.co.jp/marketingautomation/
HubSpot初期費用:要問い合わせ
月額費用:0円〜
BtoB/BtoC・Eメールマーケティング
・フォーム
・ランディングページ
・Webチャット
・ブログ
※要問い合せ※要問い合せhttps://www.hubspot.jp/?hubs_content=www.hubspot.jp%2Fservices&hubs_content-cta=logo-utility-nav

1.SATORI|匿名客へのアプローチが可能

SATORI
引用元:公式サイト

SATORI(サトリ)は集客や顧客育成に定評のあるMAツールです。

新規事業を立ち上げたものの、なかなか問い合わせ数が増えない、顧客の自社製品への興味・関心が高まらないと感じているなら、SATORIを導入すると解決できるかもしれません。

ここでは、SATORIの特筆すべき特長を2つ紹介します。

問い合わせ前の匿名客へアプローチ可能

多くのMAツールは、問い合わせや資料請求などによって得た個人情報をもとにアプローチをしますが、SATORIは、問い合わせをする前の匿名客へアプローチできることが強み。

次のようなステップで問い合わせや資料請求につなげます。

  1. 自社サイトへの初回アクセスで、見込み客のサイト内の行動を把握
  2. プッシュ機能やメール配信など、ニーズに適した内容を配信して自社サイトへの再来訪を促す
  3. 2回目以降の自社サイトへのアクセスで、ポップアップ表示をして問い合わせなどへ誘導
  4. 問い合わせ・資料請求

メール以外のリードナーチャリングが可能

メール配信は顧客との接点づくりに有効な手段である一方、メールを閲覧しない顧客も多く、メール配信だけでは顧客育成に限界があるといわれています。

SATORIはメール配信以外でも顧客育成が可能

たとえば、パーソナライズ機能が搭載されているので、自社サイトを閲覧している顧客に適したフォームやバナーなどを表示できます。

また、専門知識がなくても管理画面上でWebページの新規作成や編集、フォーマット作成ができる機能も便利です。

たとえば、Webページのテンプレートを複製すれば、ターゲットごとに適した内容のWebページを簡単に製作できるので、効率よく見込み顧客への施策ができるでしょう。

導入事例:株式会社水野染工場 初のMAツール導入で見込み客・問い合わせ数が1.5倍に

株式会社水野染工場は明治40年創業という老舗の印染工場で、印染の研究や開発を行っています。

日本におけるインターネット普及率が低かった時期にいち早くドメインを取得し、自社サイトを開設しました。

Webマーケティング活動を始めた競合他社と差別化を図るために、メルマガやコンテンツ配信を開始したものの、Web上での顧客の行動が追えずニーズを把握できていなかったため、メルマガ配信停止のリクエストが続出。

そこで、SATORIを導入し、興味や関心が高い顧客を絞ってメルマガ配信をするなど改善を図ると、メルマガに対して良い反応が見られるように。

また、顧客の興味をひきそうな商品やイベントのポップアップを表示すると、問い合わせ数も増加し、見込み客・問い合わせ数は導入前より1.5倍となりました。

【導入事例詳細】

マーケティングオートメーションツ...
初めてのMAとメルマガ施策でリードとお問い合わせ件数が1.5倍に!パートナー企業と進めたMA活用の裏側 - マ... マーケティングオートメーションツール「SATORI」をご利用中のユーザー様への導入事例インタビューです。導入によって感じる効果、選定のポイント、機能の豊富さやツールと...

【SATORI製品詳細】 

費用初期費用:300,000円(税別)
月額費用:148,000円(税別、年間契約の場合)
※従量課金が発生する場合あり
ビジネスモデルBtoB/BtoC
主な機能・メール配信
・ポップアップ表示
・パーソナライズ
・ウェブページ制作
・スコアリング
・目標設定
・管理
サポート体制・オンラインサポート
・マニュアル
・セミナー
主な連携可能システム・Sansan
・kinton
・Sales Cloud
公式サイトhttps://satori.marketing/

2.SHANON MARKETING PLATFORM|SFA機能搭載の一体型MAツール

SHANON MARKETING PLATFORM
引用元:公式サイト

SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン・マーケティング・プラットフォーム)は、マーケティングから営業活動までをサポートするプラットフォームです。

その利便性の高さから、多くの中規模の企業や大企業がSHANONを導入しています。

商談創出がスムーズ

SHANONは、営業活動や顧客情報管理をサポートするSFAツールとの一体型です。

MAツールは、自社製品の認知度を高め新規顧客を創出し育成し、問い合わせなどにつなげるのに有効なツールです。

しかし、MAツールでできるのは顧客の育成や管理のみ。

商談や案件管理といった営業活動の支援は、SFAが行います。

SHANONはSFAツールとしての機能も兼ね揃えているので、見込み顧客を商談につなげることが可能です。

シナリオ作成が容易

SHANONではシナリオ作成が簡単に作れる工夫がなされています。

マーケティングでは、次のように「顧客のアクションに対してどのように対応するか」をシナリオとして設定します。

(例)顧客にメール配信した場合

顧客がメールを開封した場合:5日後に次のメールを送信する

顧客がメールを開封しなかった場合:興味が高いセグメントであれば別のメールを送信する/興味が低いセグメントの場合は何もしない

シナリオ作成は重要な施策の一つですが、MAツールで効果的なシナリオを設定するには手間がかかります。

SHANONでは、シナリオ作成の際には、用意されている次の要素をクリックするだけで設定が可能です。

【シナリオ要素】

  • トリガー:メール開封、URLクリック、キャンペーン申し込み、Webアクセスなど
  • アクション:メール送信、リスト追加、リード項目値更新、別シナリオ適用開開始など

【導入事例】立命館大学校友会 大量のメール送信業務の手間を1/3にまで減少

約31万人もの会員を要する立命館大学校友会。

年に1回の校友大会を開催し、年に4回校友会報誌を発行するほか、若い卒業生向けにイベントを企画しています。

イベントの集客や参加申込の受付・管理は事務局で手作業で行っており、非常に手間がかかっていただけではく、送信エラーや参加者の二重登録が頻発していました。

イベント集客・受付の効率化を図ってSHANONを導入したところ、業務の工数が従来の1/3程度に大きく減少でき、効率化に成功

さらに、今までは会場に近い場所に住む会員にしかメールを送れなかったところを、業務の効率化によって会員全員にメール送信が可能に。

その結果、たった1回のメール送信でイベントの定員に達するほどの参加者が集まりました。

【導入事例詳細】

https://www.shanon.co.jp/case/education-employment/ritsumei-alumni

【SHANON MARKETING PLATFORM製品詳細】

費用初期費用:要問い合わせ
月額費用:120,000円〜
ビジネスモデルBtoB/BtoC
主な機能・リード管理
・シナリオ作成
・スコアリング
・メール配信
・Webトラッキング
・Webパーソナライズ
・SFA機能
サポート体制※要問い合わせ
主な連携可能システム・Salesforce
・kintone
・Google Analytics
・Google Ads
・MortionFoard
公式サイトhttps://www.shanon.co.jp/marketingautomation/

 

3.HubSpot|カスタマイズ可能で幅広く使える

HubSpot
引用元:公式サイト

中小企業から大手企業まで対応しているMAツールがHubSpot(ハブスポット)です。

無料から利用でき、必要に応じて機能を追加できるので、ここでは中規模企業向けとして紹介します。

事業の成長に合わせて拡張できるので、長く使えるでしょう。

カスタマイズが可能

HubSpotは、次のようにさまざまなソフトウェアが用意されており、単体または複数を組み合わせて利用できるので、企業ごとにカスタマイズが可能です。

  • Marketing Hub:MAツール
  • Sales Hub:営業支援ツール
  • Service Hub:ヘルプデスクやチャットボットなどカスタマーサービス業務の支援ツール

…など、上記含め6つのソフトウェアがあり、たとえばMarketing HubとSales Hubを組み合わせれば、顧客創出から育成、そして営業活動まで一元化できます。

もちろん、Marketing Hubを単体として利用してマーケティング業務の自動化も可能です。

無料で始められるMarketing Hub

MAツールのMarketing Hubも自社に合わせて機能を拡張できる点がメリットです。

最初は無料で利用し、事業が拡大し始めたら有料の機能を追加するといった使い方をすれば、最低限のコストでMAツールを利用できます。

なお、無料で使える機能は以下のとおりです。

  • Eメールマーケティング
  • フォーム
  • ランディングページ
  • ウェブチャット
  • ブログ

導入事例:アンカー・ジャパン株式会社 3チームで業務の効率化に成功

高性能なモバイルバッテリーを開発・製造している企業として注目を集めているAnkerグループの日本法人であるアンカー・ジャパン株式会社。

短期間で新製品を売り出すうえ、製品数が多いため多くのマーケティング業務が発生します。

Marketing Hubを導入したところ、管理工数が減り施策を素早く実行できるようになったといいます。

これは、Marketing Hubが使いやすかったことが要因です。

直感的に操作できるので、手軽に顧客にランディングページやメルマガが作れるうえ、担当者が代わっても引き継ぎがスムーズ。

ほか、Sales HubとService Hubも同時に導入したところ、セールスでは法人からの発注や問い合わせの抜け漏れがなくなり、カスタマーサービスでは顧客とのやり取りが平均2回から1.6回に削減できました。

HubSpotを導入したことで、マーケティングだけでなく営業、カスタマーサポートでも業務の効率化に成功したケースです。

【導入事例詳細】

https://www.hubspot.jp/case-studies/anker?hubs_content=www.hubspot.jp%2Fproducts%2Fmarketing&hubs_content-cta=nav-resources-casestudies

【HubSpot製品詳細】 

費用初期費用:要問い合わせ
月額費用:0円〜
ビジネスモデルBtoB/BtoC
主な機能・Eメールマーケティング
・フォーム
・ランディングページ
・Webチャット
・ブログ
サポート体制※要問い合せ
主な連携可能システム※要問い合せ
公式サイトhttps://www.hubspot.jp/?hubs_content=www.hubspot.jp%2Fservices&hubs_content-cta=logo-utility-nav

【大企業向け】高機能でさまざまな施策が可能となるMAツール比較

最後に紹介するのは、多くの機能を持つ本格的なMAツールです。

費用が高額なため、導入しているのは大企業が大半を占めています。

また、多機能であるがゆえ、導入し運用するのに専門的なマーケティング知識が必要なため、別途コンサルティングを依頼する企業も少なくありません。

とはいっても、使いこなせるようになれば、非常に大きな成果を得られるでしょう。

大企業向けMAツール比較表

MAツール名費用ビジネスモデル主な機能サポート体制主な連携可能システム公式サイト
Oracle Marketing Cloud※要問い合わせBtoB/BtoC製品によって異なる※要問い合わせ要問い合わせhttps://www.oracle.com/jp/cx/marketing/
Marketing Cloud Account Engagement初期費用:要問い合わせ
月額費用:150,000円〜(税別、年間契約)
BtoB・トラッキング
・スコアリング
・グレーディング
・メール作成機能
・テスト機能
・シナリオ機能
・セグメンテーション
※要問い合わせSalesforcehttps://www.salesforce.com/jp/marketing/b2b-automation/
b→dash※要問い合わせBtoB・データパレット(CDP)
・メール
・Web接客
・LINE連携
※要問い合わせ・LINE
・Salesforce
・kintone
・sansan
・GMOクラウドEC
・ecgorce
・facebook
https://bdash-marketing.com/
Adobe Marketo Engage※要問い合わせBtoB/BtoC・クロスチャネルエンゲージメント
・ソーシャル
・マーケティング
・メールマーケティング
・デジタル広告
・エンゲージメントマップ
※要問い合わせ※要問い合わせhttps://business.adobe.com/jp/products/marketo/adobe-marketo.html
Probance初期費用:500,000円
月額費用:180,000円〜
BtoC・AI機械学習
・Webトラッキング
・メール配信
・レポート機能
・レコメンド機能
※要問い合わせLINEなどhttps://www.brainpad.co.jp/probance/

1.Oracle Marketing Cloud|自社に適した製品を組み合わせて使うツール

Oracle Marketing Cloud
引用元:公式サイト

Oracle Marketing Cloud(オラクル・マーケティング・クラウド)とはマーケティング活動に特化した複数のアプリの総称のこと。

自社の状況や業界に適した製品を選び組み合わせることで、使いやすいだけでなく、確実に成果を得られるでしょう。

次のようにBtoBとBtoCごとに製品を選べるほか、ビックデータを活用する製品や正確なセグメンテーションができる製品などさまざまです。

・Oracle Responsys

BtoC向けのMAツールで、SNSやメール、自社サイトなど複数のチャネルを通じて、顧客一人ひとりの関心や好みに合わせたメッセージを作成することが可能です。

よって、顧客個々に刺さる施策ができるでしょう。

また、リアルタイムで顧客の行動分析やABテストもできるため、より成果の高い施策を打ち出せます。

・Oracle Eloqua

Oracle EloquaはBtoB向けのMAツールです。

複数のチャネルで顧客情報を収集してスコアリングをしセグメンテーションするため、的確な顧客管理ができます。

3つの業界別にソリューションを用意

Oracle Marketing Cloudは、BtoBやBtoCといったビジネスモデルごとに製品が用意されているだけでなく、業界別にソリューションが用意されていることが特徴です。

  1. 医療関係
  2. 小売
  3. 公益事業(電気・ガス・水道などのライフライン)

業界によってマーケティング手法が異なります。

自社の業界に適したソリューションを利用することで、より高い成果を得られるでしょう。

【Oracle Marketing Cloud製品詳細】

費用※要問い合わせ
ビジネスモデルBtoB/BtoC
主な機能製品によって異なる
サポート体制※要問い合わせ
主な連携可能システム※要問い合わせ
公式サイトhttps://www.oracle.com/jp/cx/marketing/

2.Marketing Cloud Account Engagement|マーケティングと営業のスムーズな連携が叶う

Marketing Cloud Account Engagement
引用元:公式サイト

セールスフォース・ジャパンが提供するMAツールがMarketing Cloud Account Engagement(マーケティング・クラウドアカウント・エンゲージメント)です。

Salesforceと連携することで、マーケティング活動はもちろん営業活動もスムーズに行えることが強みです。

Salesforceとの連携で利用できる機能

次から解説するようにAccount EngagementとSalesforceを連携することで、新たな機能が利用できるようになり、より業務の効率化が叶います。

  • 営業担当者の割り当て
  • 資料共有
  • Salesforceに登録済みの連絡先同期
  • オンラインミーティング用zoomの自動付与

マーケティング部と営業部で連携したいと考えるなら、Account EngagementとSalesforceを活用してみてはいかがでしょうか。

MAツールとしても評価が高く、特に次の機能はユーザーから高評価を得ています。

メールのシナリオ作成機能

Accout Engagementには、メール配信に関するシナリオ作成機能が備わっているので、メールマーケティングを重点的に行う企業におすすめです。

たとえば、次のようにシナリオ作成が可能です。

  • 製品の詳細ページを閲覧した顧客にキャンペーンの案内メールを配信する
  • セミナー申し込みページにアクセスしたが、申し込まなかった顧客には、異なる日程のセミナー案内メールを配信する

シナリオ作成機能を利用して、同じ内容のメールでも画像やテキストが異なる複数のメールを配信して、最も反応が良い構成を探るABテストをするという使い方もできます。

見込み顧客のグレーディング機能

顧客の行動をもとに評価をするスコアリング機能は、多くのMAツールに搭載されていますが、Account Engagementにはグレーディング機能も備わっています。

グレーディングとは、顧客企業の業種や規模、本社所在地などをもとにスコアリングすることです。

スコアリングだけでなくグレーディングも行うことで、アプローチすべき顧客を的確に抽出できるでしょう。

導入事例:見込み客・問い合わせを10倍に増やした株式会社マーケティングデザイン 

スポーツクラブ向けの販促活動をメインに行う広告代理店・株式会社マーケティングデザインは、Account Engagementを導入して見込み顧客と問い合わせを大きく増やすことに成功しました。

行った施策は見込み顧客一人ひとりに合わせて作成したメールを配信したことです。

また、Web上での見込み客の行動をリアルタイムに把握し、そのデータをもとに最適なタイミングで営業活動を実施。

その結果、見込み顧客と問い合わせ数は前年よりも10倍以上に増えたという成果が得られました。

【導入事例詳細】

https://www.salesforce.com/jp/customer-success-stories/mk-design

【Marketing Cloud Account Engagement製品詳細】 

費用初期費用:要問い合わせ
月額費用:150,000円〜(税別、年間契約)
ビジネスモデルBtoB
主な機能・トラッキング
・スコアリング
・グレーディング
・メール作成機能
・テスト機能
・シナリオ機能
・セグメンテーション
サポート体制※要問い合わせ
主な連携可能システムSalesforce
公式サイトhttps://www.salesforce.com/jp/marketing/b2b-automation/

3.b→dash|データマーケティングが得意なMAツール

b→dash
引用元:公式サイト

b→dash(ビーダッシュ)はデータマーケティングに必要な機能が揃ったMAツールです。

データマーケティングとは、企業が顧客や市場、競合データを収集して分析し、それをもとにマーケティング活動を最適化する手法のこと。

データを戦略的に活用する手法のため、近年重要視されています。

では、b→dashはどのようなMAツールなのでしょうか。

業界初のテクノロジー・データパレット

b→dashに搭載されているデータパレットは、データを操作する言語のSQLを使わずとも、簡単に次のようなデータ構築作業が可能です。

  • データの取り込み
  • 加工
  • 統合
  • 抽出
  • 活用

エンジニアに依頼しないと難しいデータ構築作業をマーケターだけで完結できます。

外注するコストを削減できるほか、工数も減らせるでしょう。

マーケティングに必要な機能を幅広く搭載

データマーケティングに限らず、マーケティング活動に必要な機能が揃っている点もb→dashの特長です。

たとえば「Web接客」機能は、自社サイトに訪問した顧客の情報をもとに、最も適したタイミングで顧客の興味をひくようなバナーを表示させるなどのアプローチが可能です。

また、LINEと連携が可能なので、LINEを用いて顧客とのコミュニケーションができます。

近年はメールよりもLINEを利用する人が多いため、マーケティング活動に有効な方法だといえるでしょう。

【b→dash製品詳細】 

費用※要問い合わせ
ビジネスモデルBtoB
主な機能・データパレット(CDP)
・メール
・Web接客
・LINE連携
サポート体制※要問い合わせ
主な連携可能システム・LINE
・Salesforce
・kintone
・sansan
・GMOクラウドEC
・ecgorce
・facebook
公式サイトhttps://bdash-marketing.com/

4.Adobe Marketo Engage|BtoB・BtoCに対応の多機能MAツール

Adobe Marketo Engage
引用元:公式サイト

数あるMAツールのなかでも多くの機能を搭載しているのがAdobe Marketo Engage(アドビ・マルケト・エンゲージ)です。

さまざまなマーケティング施策に活用でき、BtoBとBtoCどちらのビジネスモデルにも対応しています。

そのなかでもMarketoならではの特長を見てみましょう。

クロスチャネルパーソナライゼーション

パーソナライゼーションとは、顧客の属性や行動などを分析し、その分析結果をもとに顧客に適した情報やサービス、商品を提案する手法です。

Adobe Marketo Engageのクロスチャネルパーソナライゼーションなら、Webサイトを訪れた顧客だけでなく、次のような顧客にもアプローチが可能です。

  • イベントに参加した顧客
  • メールを開封した顧客
  • SNSのフィードで自社のコンテンツを共有した顧客

さまざまな場所で顧客と接点が持てるうえ、顧客に適した情報を提供できるので、コンバージョンにつながりやすくなるでしょう。

AIを活用したコンテンツ配信

MaruketoはAI(人工知能)を搭載しており、AIが顧客の興味をひきそうなコンテンツを予測し、最適なタイミングで配信してくれます。

また、メルマガなどの配信を停止しそうな顧客を事前に察知し、配信停止予防策を実施することも可能。

AIは蓄積されていくデータで常に学習しているため、利用すればするほど効果的なコンテンツ配信をしてくれることもAIの強みです。

導入事例:さくらインターネット株式会社 マーケティング部と営業部との連携が生まれ案件化数が40倍にアップ

さくらインターネット株式会社は、クラウドサービスやデータセンターサービスなど、コンピューティングリソースを提供している企業です。

Marketo導入前は、マーケティング部と営業部が十分に連携が取れていないという課題を抱えていました。

マーケティング部が獲得して育成した顧客が、営業部で1か月以上も何のフォローもされていなかったことも。

そこで、さまざまなシステムと連携できるMarketoを導入し、マーケティング部と営業部とで活用したところ、見込み顧客が案件化した数が40倍にもアップ。

さらには、Marketoのパーソナライゼーション機能を活用したり、スコアリングの設定も行ったりするなどして施策のバリエーションも増やし、その結果クリック率が6.8%向上しました。

【導入事例詳細】

組織間のボトルネック解消で“未来の売上”を創造/さくらインターネット株式会社

【Adobe Marketo Engage製品詳細】

費用※要問い合わせ
ビジネスモデルBtoB/BtoC
主な機能・クロスチャネルエンゲージメント
・ソーシャル
・マーケティング
・メールマーケティング
・デジタル広告
・エンゲージメントマップ
サポート体制※要問い合わせ
主な連携可能システム※要問い合わせ
公式サイトhttps://business.adobe.com/jp/products/marketo/adobe-marketo.html

 

5.Probance|より効果的な施策が可能となるAI機能搭載

Probance
引用元:公式サイト

Probance(プロバンス)は、EC先進国のフランスに本社をかまえるプロバンス社によって開発され、日本ユーザー向けの機能を開発・追加し日本国内企業でも使いやすく設計されています。

また、ProbanceにはAIが搭載されています。

AIでどのようにマーケティングをサポートしてくれるのか、見てみましょう。

AI・機械学習で顧客の興味や行動を予測

AIの「機械学習」が搭載されている点が、Probanceの大きな特徴といえるでしょう。

機械学習は、取得した顧客データから顧客個人の次を予測する機能です。

  • アクセスしやすい日時
  • 興味のあるカテゴリー
  • 反応しやすいコミュニケーション手段

上記を予測して、どのようなアプローチが有効かを立案してくれるので、顧客からの反響を得やすい施策を行えます。

AIによる顧客ニーズの特定

Probanceのマーケティングオートメーションで重視しているのは、顧客ニーズを特定すること。

AIの機械学習によって、顧客一人ひとりに適したタイミングや内容だけでなく、配信する量まで考慮されて自動配信されます。

日々届くメールやプッシュ通知は、ときには顧客にとって負担になることも。

Probanceなら、こうしたリスク回避も含めた施策ができます。

導入事例:株式会社マイナビ パーソナライズメールの自動配信で求人応募者数が大幅に増加

株式会社マイナビは、転職者向け求人サイト・マイナビ転職に登録している会員の転職サポートを効率化すべく、Probanceを導入しました。

Probanceで登録会員のWebサイト閲覧履歴や求人案件への応募履歴、登録情報などをもとに、会員にとって有益な情報などをメールで自動配信したところ、会員個人に寄り添ったサポートができるように。

その結果、Probance導入後は年間の求人応募者数を160%向上させるといった大きな成果を得られました。

【導入事例詳細】

Probance
マイナビ様 導入事例 | Probance メール施策の求人応募数を160%増加! 約520万人の転職活動を支える「マイナビ転職」のMA事例

【Probance製品詳細】 

費用初期費用:500,000円
月額費用:180,000円〜
ビジネスモデルBtoC
主な機能・AI機械学習
・Webトラッキング
・メール配信
・レポート機能
・レコメンド機能
サポート体制※要問い合わせ
主な連携可能システムLINEなど
公式サイトhttps://www.brainpad.co.jp/probance/

MAツール導入で得られる代表的なメリット5つ

MAツール導入で得られる代表的なメリット5つ

MAツール導入のメリットは多岐にわたります。

すべてを紹介すると膨大な量になるので、ここでは、主なメリットを5つに絞って紹介します。

1.業務の効率化ができる

MAツールを導入するとマーケティング業務を効率よく行えることが、最大のメリットだといえます。

たとえば、顧客にメールを送信するのは、顧客が少なければ手間だと感じないかもしれません。

しかし、数千、数万人と多くの顧客を抱えている場合は、メール送信を手作業で行うことは、労力も時間もかかるでしょう。

MAツールで自動配信できれば、短時間で手間をかけることなくメールを送れます。

顧客数が多いなど規模が大きければ大きいほど、MAツールによる業務の効率化を感じられるでしょう。

2.コスト削減ができる

MAツール導入で業務の効率化が実現すれば、人員コストの削減も叶います。

メール配信や顧客データの分析などは、人力で行うと多くの時間が必要ですが、MAツールなら短時間で完了します。

その分、ほかの重要な業務に人手を回せ、少ない人数でマーケティング施策ができ、人件費の削減につながるでしょう。

3.高度な分析ができる

専門的な知識やスキルを持つアナリストがいなくても、MAツールで顧客情報や行動から高度な分析ができます

分析結果をもとに、次に紹介するようなセグメントごとに効果的な施策を行えます。

4.顧客に対して確実にアプローチができる

MAツールで顧客の分析をすれば、その顧客に対して最も適したタイミングで的確なアプローチができます

なぜなら、MAツールを利用すれば、消費者のWeb上の行動を把握し、それを分析することで消費者の興味の有無や度合いが可視化できるから。

それらを興味の度合いに応じて区切り(セグメント化)、各ユーザーに対して適切なアプローチが可能となるのです。

たとえば、自社サイトを何度も訪れていれば、自社製品に興味が高い状態なので、関心を煽るようなメールを配信するなどしてアプローチをすれば、問い合わせや購入などにつながるかもしれません。

逆に自社サイトを訪問してから、時間が経過してから同じようなメールを送信しても、見てもらえる可能性は低いでしょう。

MAツールを活用すれば、このようなミスマッチが生じることなく、確実に最適なアプローチができるので、施策の成果を得やすくなります。

5.売上アップが期待できる

MAツールのゴールはコンバージョン率の向上だと考える方はいらっしゃるかもしれませんが、最終的なゴールは売上アップです。

MAツールは新規顧客に対して中長期にわたってアプローチを続け育成し、購買意欲の高い「ホットリード」になった状態で、営業部門へ引き継ぎます。

そのため、何のアプローチをされていない顧客に営業をするよりも、はるかに高い確率で受注でき、売上が向上するでしょう。

知っておきたいMAツールのデメリット3つ

知っておきたいMAツールのデメリット3つ

MAツールは多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。

とはいえ、対処法もあるので、事前にデメリットを知っておけば十分に対応できるでしょう。

1.コストがかかる

MAツールを導入し運用し続けるには、当然ながらコストが発生します。

リーズナブルなツールがあるとはいっても、機能を拡大したくなれば追加で費用を支払う必要がありますし、手厚いサポートは別途料金が発生することがほとんどです。

あっという間にコストが膨らむということもあり得ます。

費用対効果を把握し、状況に応じて機能を追加したり、より高機能のツールに乗り換えたりするなどし、そのときどきに最適なツールを選ぶことでコストを最小限に抑えられるでしょう。

2.コンテンツ制作の体制づくりが必要

MAツールで見込み顧客を育成するときには、メルマガ配信やブログ作成、Web広告の表示などを行います。

ときには、動画を配信することもあるでしょう。

それらのコンテンツは、MAツールでは作成できないため、自社で用意するか外部に制作を外注しなければなりません。

よって、MAツール導入の際にはコンテンツ制作の体制を整えておきましょう。

コンテンツ制作を外注するなら、コストがかかりますから予算の確保も必要です。

3.小規模な場合は人員不足に陥る場合も

MAツールは業務を効率化できますが、マーケティング担当が一人しかいないなど企業や部署が小規模な場合は、人員が不足してしまうリスクがあります。

なぜなら、MAツールで成果を出し続けるには、多くの施策を実行しつつ継続して改善しなければならないためです。

行うべき施策はあるのに、人手が足りなくて実行できないという状況に陥ってしまうかもしれません。

こういった状況を防ぐには、優先順位をつけ、重要度の高い施策のみ行うなど工夫が必要です。

また、MAツールは高性能で操作が複雑なものではなく、シンプルで操作が容易なMAツールを選ぶと良いでしょう。

操作が容易であれば、「使い方がわからない」と悩むことなく、スムーズに利用できます。

MAツール導入前に整理しておきたい情報3つ

MAツール導入前に整理しておきたい情報4つ

MAツールを導入しようと決めたものの、多くのツールがあるため、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。

そこで、MAツールを選ぶ前に次を整理してみましょう。

1.現状の課題を把握しておく

MAツール導入を検討しているということは、現在のマーケティング活動に何らかの課題があるのではないでしょうか。

課題が明確でないなら、現在のマーケティングにおける悩みなどを書き出してみましょう

  • 名刺交換した人が顧客情報を持っているので、社内で情報共有ができていない
  • 顧客に対してどのようなアプローチをしているか、明確ではない
  • 顧客へのメール配信を手動で行っており、1回のメール配信に1日かかってしまう
  • 顧客の自社製品への興味の高さが見えにくい

課題をはっきりと把握できれば、課題解決をするためにはMAツールのどのような機能が必要か見えてきます。

2.運用体制を決めておく

MAツールを導入したら、誰が運用するのか体制を整備しましょう。

運用する担当者の知識やスキルによって、選ぶべきMAツールも変わってきます。

マーケティング知識が豊富なマーケターに運用をまかせるなら、多機能なMAツールでも活用できるでしょう。

しかし、マーケティングに不慣れな若手社員に運用させる場合は、シンプルな設計で直感的に操作できるUIのMAツールを選ぶのが良策です。

また、マーケティング部と営業部とで一緒にMAツールを利用して、マーケティング部で新規顧客の獲得から育成し、営業部に引き渡して案件化するという体制で利用しているユーザーも少なくありません。

部署をまたがって運用する場合は、SFAツールと連携できるもの、またはSFA機能が搭載されているものを選ぶと、マーケティングから営業活動を一元的に管理できます。

3.予算を決めておく

予算も事前に決めておくべき要素です。

MAツールはリーズナブルなものがあるとはいっても、予算を超えてしまっては導入できないでしょう。

明確な予算を把握しておけば、導入できるMAツールが絞られ、選びやすくなります。

MAツールを選ぶ際のチェックポイント7つ

MAツールを選ぶ際のチェックポイント7つ

前述した情報を整理すると、適したMAツールはどのようなものか、見えてくるのではないでしょうか。

導入したいMAツールが把握できたら、複数のMAツールの候補をピックアップし、次のポイントをチェックし比較しましょう。

1.ビジネスモデル

MAツールにはBtoB向けとBtoC向けがあります。

ビジネスモデルによって営業方法やマーケティングプロセスが異なるため、MAツールの機能にも違いがあるのです。

自社のビジネスモデルがBtoCなのに、BtoB向けのMAツールを選んでしまっては、十分にMAツールを使いこなせないでしょう。

よって、自社のビジネスモデルに適したツールを選ぶことが重要です。

なお、BtoBとBtoCの両方に対応しているMAツールもあります。

2.機能

搭載されている機能はMAツールによって異なります。

よって、必要な機能が搭載されているか確認することは重要です。

特に、この記事で紹介したような中小企業向けのリーズナブルなMAツールは、大企業向けのMAツールと比較すると、機能が少ないことがほとんどです。

導入してから、「必要な機能が搭載されていなかった」という事態にならないよう、搭載されている機能をしっかり確認しておきましょう。

また、将来的に事業が拡大することを見据えて、今後使用しそうな機能が搭載されているツールを選ぶのもおすすめです。

なかには、ビジネスの成長度合いに応じて機能を拡張できるツールもあります。

3.使いやすさ

MAツールの操作性も考慮すべき点です。

特にはじめてMAツールを導入するなら、操作しやすいものを選ぶことがポイントです。

感覚的に操作できるものや、画面の指示に従うだけで設定ができるものなどを選ぶと良いでしょう。

使いやすいツールなら、マーケティング担当者が変更になるときも、引き継ぎがスムーズです。

逆に、MAツールに慣れていない、またはマーケティングの知識がさほど多くないといった人が、多機能のツールを操作するのは難しいかもしれません。

多機能なツールのなかには、マーケティングの知識がないと使いこなせないものもあるためです。

「せっかく導入したのに、使い方がわからず、あまり活用していない」とならないよう、使いやすいか、使いこなせるかを確認しましょう。

4.サポート体制

導入したあとに操作方法がわからない場合のサポート体制も確認しておきましょう。

問い合わせ先は主に次のようなものが挙げられます。

  • AIによるチャット
  • メール
  • 電話
  • Zoomなどオンラインミーティングツール

メールや電話でのサポートは無料だけれど、オンラインミーティングツールでの問い合わせは有料などのように、料金によって受けられるサポートが異なる場合があります。

また、次のようなサポートを提供しているMAツールもあります。

  • 専任のカウンセラーが導入支援を行う
  • ヒアリングを行い、効果的なMAツールの利用方法を提案する
  • MAツールの使い方やマーケティング知識が身につく勉強会を開催している

これらのサポートは、別途費用が発生するケースがほとんどですが、確実にMAツールを使いこなせるようになるため、利用して損はないでしょう。

5.費用

はじめてMAツールを導入するなら、高額な費用を投入したのに効果が得られなかったということがないよう、まずはリーズナブルなMAツールを利用してみるのがおすすめです。

無料プランを提供しているツールを試してみて、必要であれば有料プランに移行するのも良いでしょう。

必要な機能を選び購入できるMAツールを選ぶのも手です。

コストを押さえて確実に必要な機能を揃えられます。

費用を確認する際には、単に安さにだけ着目するのではなく、費用に見合った性能かどうかもチェックしましょう。

同じ価格帯のツールの機能を比較してみると、コストパフォーマンスに優れたツールを見つけられます。

MAツールの導入費用を詳しく知りたいという方は、次の記事もご参照ください。

6.ほかのツールとの連携可否

すでの名刺管理ツールやCRM、SFAなどを使用しているなら、これらと連携できるものを選ぶと便利です。

名刺管理ツールと連携できれば顧客情報をMAツールでも利用できますし、CRMとMAツールを連携させると見込み顧客の属性や行動に適したアプローチができます。

SFAと連携できるMAツールなら、マーケティングと営業活動をシームレスに行えるでしょう。

なお、導入したものの既存のシステムと連携できなかったという失敗を防ぐためにも、連携可能なツールを把握しておくことをお忘れなく。

7.セキュリティ体制

MAツールは顧客情報をクラウド上で管理するため、顧客情報の漏洩が心配だという方は多いでしょう。

そのため、セキュリティ対策が万全なものを選びたいもの。

ある程度認知度が高く、利用企業数が多いMAツールなら、基本的にセキュリティ面では問題ないといえますが、次のような情報セキュリティ監査や認定を受けているか確認すると安心です。

  • Pマーク
  • ISMS
  • ISMSクラウドセキュリティ認証

MAツールの導入方法や選び方、導入するタイミングをまとめた次の記事も参考になるでしょう。

ぜひ目をお通しください。

まとめ

この記事は、MAツールの特徴や機能、費用などを比較して、自社にとって最適なMAツールを導入できるよう、情報をまとめました。

一言にMAツールと言っても、非常に多種多様でそれぞれ異なる特徴を持っています。

最適なMAツールを選び使いこなすことで、マーケティング施策の効果を最大化できるでしょう。

MAツールを選ぶ際には、本記事で紹介したMAツールや選び方を参考にしてみてください。

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