SEO代行サービスとは?失敗しない選び方や相場をプロが徹底解説!

SEO代行サービスとは?失敗しない選び方や相場をプロが徹底解説!
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SEO対策会社ってなんだか怪しい…とお思いの方も多いのではないでしょうか。

たまにかかってくるSEO対策会社からの電話が不快に感じることもあるでしょう。

SEOとひとことで言っても内部対策や外部対策とさまざまで、自社ですべて行うのは非常に困難です。だからといって、どれかひとつだけを行えば効果が出るものでもなく、幅広いマーケティングやWebの知識が必要になります。

そこでSEO対策を代わりに行ってくれるSEO代行サービスを検討している中小企業の担当者さまもいらっしゃるでしょう。「どの会社がいいのかわからない」など、どうやって選べばいいのか迷ってしまいますよね。

本記事ではSEO代行サービスについてわかりやすく解説!メリットやデメリット、費用相場もお教えします。

目次

SEO代行サービスとは?

SEO代行サービスとは?

SEO対策とは、Googleなどの検索サイトの検索結果における自社サイトを上位表示させるための対策のこと。

日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。

検索結果で上位に表示されることで、たくさんのユーザーがサイトに訪れるようになるので、SEO対策はサイトへの集客を増やすことに繋がります。

ではSEO代行サービスとは、そもそもどのようなサービスなのでしょうか?

ホームページで集客できない理由の1つは、Webサイト自体が誰にも見られていないからです。

自社サイトを見てもらえるようにするのが、SEO対策。

つまりSEOとは、広告費をかけず、長期的に自社サイトに集客できるマーケティングのことです。

SEO対策は主に3つ

SEO対策では、検索エンジンのなかで最もシェア率の高いGoogleのアルゴリズムに沿って行われます

主なSEO対策は、次の3種類。

  • コンテンツSEO
  • 内部対策
  • 外部対策

コンテンツSEO

高品質なコンテンツを作ることが目的のSEO対策。

Googleの「ユーザーを満足させることが1番大事」という指針をもとに近年、重要視されています。

こちらは主にライターが請け負う領域となっています。

内部対策

GoogleにWebサイトを適切に認識してもらうことが目的のSEO対策。

Webサイト内部の設計の最適化を行います。

Webサイトに関することなので、主にエンジニアが請け負う領域となっています。

外部対策

ほかの外部メディアから自分のWebサイトを評価してもらうことが目的のSEO対策。

外部メディアからの被リンクを増やすなどの施策があります。

SEO対策は流れが重要

「被リンクなら増やせそう」「コラムなら書けそう」などあると思いますが、どれかひとつを行っただけでは、SEOの効果は出ません。

なぜなら被リンクやアクセスをいくら増やしたところで、良質なコンテンツがなければユーザーは満足できません

一方で良質なコンテンツを増やしたとしても、ユーザーの目に触れなければ無いのと同じことです。

良質なコンテンツを作り、内部対策にてGoogleに評価してもらえるようにして、被リンクを増やすという一連の流れがSEO対策なのです。

SEO代行サービスは、これらの複雑で多岐にわたるSEO対策をすべて代わりに行ってくれるサービスということになります。

SEO代行サービスのメリット・デメリット

SEO代行サービスのメリット・デメリット

では、SEO代行サービスにSEO対策を任せることで、どのようなメリットやデメリットがあるでしょうか。

SEO代行のメリットSEO代行のデメリット
コスト削減費用がかかる
記事作成代行してくれる効果が出ないこともある
SEOスキルを学べる悪質会社の見極めが難しい

SEO代行のメリット

1.コスト削減

自社で行うためには、SEOに詳しい人材の採用や育成、仕組みを作る時間と労力が必要です。

またGoogleのアルゴリズムは頻繁にアップデートされているため、社内の情報が古いままだと効果を得るどころか評価が下がっていく可能性があり、常に最新情報を追わなくてはなりません。

そのため、SEO代行サービスに任せることで、労力と時間の大幅な削減ができます。

2.記事作成代行してくれる

ブログ集客は現在の主流のWeb集客方法といえるほど効果がありますが、簡単そうに見えて、そう簡単にはいきません。SEO知識がなければ、コンテンツを作成しても上位表示することは難しいです。

SEO代行サービスに任せることで、上位表示できるキーワードを選定し、競合他社の傾向を分析

上位表示できる記事を、プロのSEOライターが書いてくれるのです。

3.SEOスキルが学べる

最初の段階だけでも専門家にSEO対策をしてもらうと、そこから学んだことを自分自身で今後に生かすこともできます。

軌道に乗るまでは、SEO代行サービスに依頼してみてはいかがでしょうか?

SEO代行のデメリットに関する対応は?

SEO代行サービスの一番のネックは費用面だと思います。

しかし、多いときでも月に4件しかお問い合わせがなかったリフォーム会社のホームページが、リニューアルで10件以上もの予約を安定して獲得できるようになった例もあります。

SEOは初期コストがかかりますが、長期的に見れば、安定した集客が低コストで見込めるのです。

「必ず結果が出る」「一か月で上位表示できる」はNG

費用にしても、効果にしても、悪質業者にしても、損をしないためには自信がある程度SEOの知識を身に付けておくことです。

SEOの成功が「上位表示すること」なのか、「サイトのアクセスを増やす」なのか、「お問い合わせを獲得する」なのかによって、そこまでのプロセスやアプローチ方法はまったく違うものになります。

具体的にいえば「〇〇株式会社」と社名を検索すれば、多くの会社は1位に表示されます。これはほかに「〇〇株式会社」という競合がいないためで、比較的簡単にできます。しかし実際に「〇〇株式会社」と検索をする人がどれだけいるのでしょうか?「〇〇株式会社」で上位を獲得しても、集客にはつながりません。当社であれば「Web制作会社」や「ホームページ制作」で上位に入らなければ、意味がないのです。

したがって集客につながらないキーワードで上位表示を達成して「結果が出た」と報告するようなSEO代行サービスに依頼しないように気を付けること。SEO対策に「絶対」や「必ず」「100%」「いつまでに」はありません。

SEO代行サービスに求めるものが何か、目標を決めてからそれを達成できる会社に依頼しましょう。

SEO代行サービスが行ってくれるSEO対策5つ

SEO代行サービスが行ってくれるSEO対策5つ

では、SEO代行サービスが行ってくれるSEO対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

  1. SEOコンサルティング
  2. SEOサイト設計コンサルティング
  3. コンテンツマーケティング
  4. 外部SEO被リンク対策
  5. 内部SEO対策

1.SEOコンサルティング

SEOコンサルティングとは、コンテンツ施策やキーワード分析、PDCAをまわすなどしてトータル的に集客につなげるための提案をしてくれます。

具体的には次のようなことが可能。

SEOに強いコンテンツ作成のために、SEOのやり方やコンテンツの書き方を教えてもらう。

ほかにも企画の提供やコンテンツ内容への指示なども行われます。

そのため、コンテンツの作成自体は基本的に自分自身で行わなければなりませんが、企画や支援を提供してくれるコンサルティングと考えるとよいでしょう。

2.SEOサイト設計コンサルティング

SEOサイト設計コンサルティングとは、ユーザー・競合・自社のビジネスモデルなどをマーケティング調査し、サイトマップと呼ばれるWebサイトの設計を作成するサービスです。

ユーザーのニーズ・競合調査・自社分析を行うことによって、Webサイトにどんなコンテンツが必要なのかを設計し、Webサイトの基礎部分を作ってくれます。

SEO代行サービスによっては、設計後のホームページ制作まで行ってくれる会社もあります。

またWebサイトにシステムが絡む場合は、システムをどのように実装するのかという設計までコンサルティングサービスが担当します。

SEOサイト設計コンサルティングの費用は数百万ほどかかることもあります。

大規模サイトや大手企業のサイトで効果を発揮しますが、自社サイトの商品力がなければ、費用対効果は薄くなってしまう点に気をつけましょう

3.コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、有益なコンテンツをユーザーに提供することでアクセス数を増やし、自社サイトの認知拡大や信頼性向上、ファンを作るなどして長期的な視点で客を呼び寄せるマーケティング手法です。

具体的な内容は、自社サイト内や自社が運営するオウンドメディアにおいて、コンテンツとなるSEO設計された記事を作成すること。近年、重要視されているコンテンツSEOは、今の主流といえる本質的なSEO対策ですので、これからも必要となる手法でしょう。

その理由は次のとおり。

  • 検索ユーザーのニーズを満たす内容になっている
  • ユーザーを第一に考えているGoogleの理念にマッチ
  • オウンドメディアサイトへの集客だけでなく顧客作りにも力を発揮する
コンテンツマーケティングの流れ
  • 上位表示させるための検索キーワードの調査
  • 記事ごとのペルソナとキーワードの設定を行い、記事構成を作成
  • ライターに記事の執筆をしてもらう
  • オウンドメディアのコンテンツとして記事を公開

4.外部SEO被リンク対策

外部SEO被リンク対策とは、他サイトから自社サイトへのリンクが設定されることによって「このサイトは信頼されている」とGoogleから評価を得て、検索結果に上位表示させるSEO対策です。

具体的には、自社サイトへの集客を目的とした別ドメインのサイトを作り、そのサイトから自社サイトへリンクを貼ることによって外部SEO被リンク対策を行います。

しかし外部SEO被リンク対策はデメリットも大きく、Googleは順位を上げるためだけにお金を払って被リンクをつける行為を規約違反としており、ペナルティが課せられることもあります。

規約違反を避けるためには、別ドメインのサイトは良質かつ関連性の高いサイトでなければなりません。

したがっておすすめは、オウンドメディアの運営です。

知識と労力が必要なSEO対策なので、SEO代行サービスの専門家にしてもらうのが良いと言えるでしょう。

5.内部SEO対策

内部SEO対策とは、GoogleにWebサイトを適切に認識してもらうために、Webサイト内部の設計の最適化を行います。

  • WebサイトのHTML構造の最適化
  • メタディスクリプション
  • 内部リンク設置
  • パンくずリスト

などさまざまなサイト全体の構成の見直しによって、クローラーが巡回しやすくし、Googleのから評価が得られるようになります。

SEO代行サービスによっては、Webサイトの内部を確認・分析して改善案のレポートを作成するだけでなく、改善すべき点を実際に修正するところまで代行してくれる会社もあります。

SEO代行サービスの失敗しない選び方

SEO代行サービスの失敗しない選び方

SEO代行サービスは数多くありますが、間違った選び方をしてしまうと、思っていた以上に料金がかかってしまったり、せっかく費用をかけたSEO対策がうまくいかないことも起こり得ます。

このような失敗を避けるためには、しっかりと選び方のポイントを知っておく必要があります。

実績の豊富さで選ぶ

1つ目の選び方のポイントは、「実績の豊富さ」。

SEO対策すぐに効果を発揮するものではなく、数か月~半年と長期にわたるため、本当に効果が出ているのかどうか不安になる方も多いと思います。そこで、実績のある会社を選ぶことをおすすめします。

特に、実績とクライアント名を開示しているSEO代行サービス会社は、信頼性が高いといえます。

どのような業界の実績があって、どんな成果を出したかも判断基準となります。

なぜなら、自社サイトと同じ業界での実績があるSEO代行サービスであれば、業界への深い理解があるため、より良い提案をしてくれる会社であると判断できます。

またYMYLと呼ばれる医療や金融業界での実績があるかどうかも、信頼できる一つの判断材料となります。理由は、YMYLにおけるSEO対策はとても高度な知識と技術が必要とされるからです。

プランの豊富さで選ぶ

2つ目の選び方のポイントは、「プランの豊富さ」。

SEOで効果を出すためには、自社サイトに必要なSEO対策を行ってくれる代行サービスを選ぶ必要があります。

業種や自社が目標とするゴールによって、適した施策は異なります。

そこで、プランが豊富なSEO代行サービスであれば、より自社サイトに合った選択肢を提案してくれます

例えば、自社サイトの上位表示に本当に必要なSEO対策が内部対策であった場合、コンテンツSEOのみに特化したSEO代行サービスを選んでしまうと、当然SEO対策の効果は出にくくなります。

そのため様々なSEO対策に対応していて、プランが豊富なSEO代行サービスを選び、専門家から自社サイトに合った提案をしてもらうことがおすすめです。

SEO代行サービスの相場・費用の事例4パターン

SEO代行サービスの相場・費用の事例4パターン

SEO代行サービスの費用・相場は主にどのようになっているでしょうか。

ここからは費用・相場について詳しく見ていきましょう。

SEO代行サービスの料金体系は、次のような種類があります。

【おすすめ!】Webマーケティング特化型

  • 月額制
  • 一括払い型
  • 成果報酬型

1.Webマーケティング特化型

TRASP株式会社
引用:公式サイト

大阪市北区にあるTRASPは「制作して終わり」ではなく、継続的に効果測定や改善実施などを行いながら効果を追求していきます。毎月安定した問い合わせや受注を獲得できるよう、SEO対策で狙った客層への集客力アップを実現します。

TRASPはコンサルティングといった曖昧な言葉や、理解しにくい専門用語はできるだけ使いません。

お客さまにサービス内容を十分に理解してもらい、二人三脚でサポートしていきます。

自社でコンテンツマーケティングに取り組み、Web業界のキーワードは検索ボリュームも競合会社が多いなかで、さまざまなキーワードで1位表示、トップ表示を実現しています。その結果PV数は約595%増と大幅にアップ、CVは月4件から月42件と11倍に増えました。プロのSEOライターによるコンテンツ作成、広告・SNS運用などホームページから長期的に集客し続ける「さまざまなマーケティング施策」を提供できます。

オンライン面談も行っていますので、全国問わずに「集客の軸となるホームページを作りたい」と考えている方におすすめです。

2.月額制

PLAN-B
引用:公式サイト

株式会社PLAN-Bは、東京と大阪に本社を置くデジタルマーケティングの会社です。月額制のSEO代行サービスのほか、インターネット広告やインフルエンサーマーケティングの事業も行っています。

株式会社PLAN-BのSEO代行サービスでは、SEOコンサルティングプランがあり、月額費30万円からとなっています。

SEOコンサルティングプランのサービス内容は、キーワードの調査・競合の調査・自社サイトの分析をし、Webサイトの改善点をレポートとして報告してくれるものです。サイトの規模によって月額費は変わっていき、大規模サイトであれば月額費は高くなると考えましょう。

またコンテンツライティングのプランもあり、こちらは別途追加の費用となっています。記事1本あたり2万円~10万円となっており、記事の専門性や種類によって料金が変わります。

3.一括払い型

ウィルゲート
引用:公式サイト

株式会社ウィルゲート(サグーワークス)は、東京にオフィスがあるコンテンツマーケティング事業を展開している会社です。自社メディアを運営しているほか、サグーワークスという記事コンテンツ作成サービスも展開しています。

記事コンテンツ作成サービスにおいては、1記事からの発注が可能ですが、コンテンツSEOを本格的に行うためには、オウンドメディアにおいて作成記事数は100本ほど必要になります。そのため一括払い型SEO代行サービスでは、100本分の金額を支払うことも稀ではありません。

一括払い型は、主にコンテンツSEOの代行サービスに多い形態と言えるでしょう。

4.成果報酬型

株式会社アドインテ
引用:公式サイト

株式会社アドインテ(SEO Hopper)は京都を中心として東京や名古屋にもオフィスをかまえるWebマーケティング会社です。

SEO事業であるSEO Hopperは成果報酬型。

Webサイトが狙った順位を獲得した時点で費用が発生し、日ごとに成果報酬を支払う形となっています。

また狙うキーワードの難易度によって料金は異なっているのも特徴的。

SEO Hopperでは現在のWebサイトの検索順位によって、適用される料金プランが変わります。例えば、検索順位20位以内のWebサイトの場合は成果報酬プラン、検索順位21~100位のWebサイトには成果報酬+月額固定プランが適用されます。

成果報酬型のSEO代行サービスは、自社サイトが上位に入らなければ費用が発生せず、無駄な費用を払うことなく効果が出せるというメリットがありますが、効果が一時的だったり、内部対策など対応していないSEO対策があったりというデメリット面もあります。

まとめ

本記事では、SEO代行サービスについて解説し、SEO代行サービスの失敗しないための選び方や相場・費用の事例などをご紹介しました。

SEO代行サービスにSEO対策を依頼する際は、「実績の豊富さ」と「プランの豊富さ」という2つのポイントで選びましょう。また、自分自身がSEOについての基本知識を身につけ、達成したい目標を決めておくことで、悪質業者にだまされることを防げます。

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