Webサイトは訪問してくれる方に向けて、自身の会社や商品・サービス内容をアピールするだけでなく、安心感や信頼感を伝えて来店・契約に進みやすくする役割があります。
したがって、集客できるホームページのデザインは業種によって違ってきます。
今回はスポーツジムのホームページを5つ厳選し、ご紹介!成功のポイントをわかりやすく解説いたします。ホームページ制作の参考にしてみてください。
スポーツジムのホームページの役割とは?
ホームページはどのような役割があると思いますか?
まず第一に「自身のスポーツジムを多くの人に知ってもらう」ことですね。
しかし、それだけではありません。以下に、ホームページの役割をまとめました。
ホームページの役割(認知)
- ブランディング
- 会社案内・サービス内容
- 入会をうながす
ホームページの役割(継続)
- プログラム案内
- 営業時間の変更やプログラム代行などのお知らせ
- キャンペーン訴求
「認知」「継続」と分けましたが、
- 認知は、自身のスポーツジムをまだ知らないユーザーに向けてアピールする役割
- 継続は、施設利用者(会員)に向けての案内やサービス
となります。
施設を運営し、事業を継続していくためには、新規ユーザーの獲得だけではなく、継続的な利用をしてもらう必要がありますね。したがって、新規ユーザー・施設利用者どちらにも使いやすいホームページにすることが重要であるといえます。
スポーツジムのホームページで成功するためには
では、スポーツジムのホームページで成功するためには、どうすれば良いのでしょうか?
ホームページの目的を明確にする
まず、「成功」とは何か、を考えましょう。
成功させためには、ホームページの目的を考える必要があります。
成功とは(目的)
- 新規入会者を増やす
- リピーター・継続利用率を高める
最終的な目的としては、上で挙げたようなものになると思います。
ホームページの役割・目的を明確に決めることで、ゴールが定まり、おのずと成功への道筋が見えてきますよ。
具体的な目標設定をする
しかし目的を決めただけでは、方法がわかりません。
「入会者を増やすにはどのようなホームページにすれば良いか」を考えても、答えを出すのは難しいです。
したがって、ホームページの目的を達成するためには、具体的な目標設定が欠かせません。
目標設定とは?
- ホームページのアクセス数(訪問者数)を増やす
- ホームページからお問い合わせにつなげる
- 施設利用者がホームページを使いやすいようにする
ここまで考えられると、どのようなホームページにしたら良いか、デザインの方向性が決まってきます。
たとえばホームページからお問い合わせをしてもらうには、「お問い合わせボタン」の配置や導線を考える必要があります。施設利用者がホームページを使いやすくするには、プログラム日程の掲載やお知らせ更新の機能を追加します。
また、アクセス数を増やすには、SEO対策やアクセス解析を制作会社へ依頼すると良いでしょう。
スポーツジムのホームページデザイン事例5選
スポーツジムのホームページでは、次のようなポイントが重要です。
- ブログ発信・SNSとの連携
- よくあるお悩みを掲載して共感してもらおう
- 開催中のイベントはどんどん発信しよう
- 余白を大切にし、一度にたくさんの情報を載せすぎないようにする
では、これまで書いてきたことをふまえて、成功しているデザイン事例をみてみましょう。
1.チャチャリート
出典:チャチャリート
六本木・表参道・西麻布・代々木上原に店舗を持つパーソナルジム、チャチャリートさんのホームページ。
引き締まった体の女性のトレーニング風景を画面いっぱいに使った大胆なファーストビューが目を引くサイトです。
メインビジュアル下に会員様の声として現役の医師の声を掲載されており、トレーニングの効果への信頼感と安心感を抱きます。
体験レッスンのお申し込みのリンクは黒ではなく、オレンジ色にしてリンクを目立たせている点が印象的。
“簡単予約30秒!”の文言を付け足すことでぐっとお問い合わせのハードルを下げることに成功していますね。お申し込みが手間と思っている方には効果的なデザインだといえるでしょう。
2.b-monster
出典:b-monster
NYで話題になっている暗闇フィットネスを用いたトレーニングジム、b-monsterのサイトです。
トレーニングジムというと男性的なイメージがありますが、b-monsterの代表は女性で。サイトで使われているお写真も女性が映っているものが多く、男性だけではなく女性でも体験できることをアピールしています。
求めている顧客層(ターゲット設定)が女性なのか、男性なのか、年齢層は何歳くらいか、などを考えてデザインすることも重要です。
新着情報や現在行われているキャンペーン情報の一覧がTOPページですぐにわかるので、ユーザビリティの考えられたデザインといえるでしょう。
3.BASE CYCLE
出典:BASE CYCLE
福岡の暗闇バイクフィットネススタジオ BASE CYCLEさんのホームページです。
トレーニング風景の動画をメインビジュアルとして用いており、ファーストビューでどんなトレーニングをしているのかが一目でわかります。
閲覧者によっては動画を見た時点で「合わないかも」と考え、サイトから離れてしまうかもしれませんが、実際にトレーニングをしてみたときに感じるギャップをなくすことができ、結果的に効果的な集客を実現できるでしょう。
店内は黒でまとめられていますが、サイトで使われている写真は明るいものが多く、うまくポイントカラーとして爽やかなミントグリーンや水色が使われているので、暗いイメージを抱かないデザインになっています。
4.TEETER TOTTER
東京都渋谷区にあるコンディショニングルームTEETER TOTTERのホームページです。
TEETER TOTTERはトレーニングだけでなく、鍼灸・マッサージ・運動療法を組み合わせたプログラムを提供しており、ストイックなジムのイメージを感じさせない、オレンジ色をポイントに使った温かいデザインになっています。
店名のTEETER TOTTERにはシーソーという意味。ローディング画面やロゴにシーソがイラストが入っていて、うまくブランディングに成功しています。
ABOUTやPHOTOのところで症状をイラストで表現している点は、親しみやすさを抱きます。とくにPHOTOで登場する犬に引きずられていくおじさんは思わずくすっと笑ってしまいますね。こちらも安心感を与えてお問い合わせ・来店へのハードルを下げるデザインでしょう。
まとめ
スポーツジムのホームページにはさまざまな役割があり、具体的な目標を設定することが重要です。ターゲットの目的や悩みを先回りして、使いやすいデザインにしましょう。